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朝の小さな幸せ

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冬の間まるで息絶えたかのように見えた植物たちが、あれよあれよという間に葉を広げ、つぼみをつけ、そしてかぐわしい香りの花をどんどん開花させている我が家のバルコニー。

毎朝起きると、紅茶をいれるのもそこそこに飛び出していく空間なのだけれども、そんなことを考えるのは私だけではないらしく、毎朝ちょっとした縄張り争いが起こっている。

今朝は一歩飛び出ていくのが遅く、すでに特等席は占領されていたのであった。。

運よく”彼”がお気に入りのキャットフードに目がくらんでいるすきに、朝日がキラキラとあたるつるバラの下に席を確保できたときには、風にのって聞こえてくるノートルダム寺院の鐘の音をお供に、お気に入りのダージリンの紅茶をたっぷりポットに用意したものと、フランボワーズとさくらんぼのシリアルと毎週マルシェで買い込んでくるジューシーなシチリア産のオレンジをいただくのが最高に幸せな朝のひととき!

なかなか腰をあげられないのが問題だったりするのですが。。
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# by ochimadoka | 2010-04-26 20:19 | la vie parisienne

セーヌの夕暮れ

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サンルイ島という島に住んでいると、毎日どこへ行くのにも必ずセーヌ川にかかる橋を渡って出かけていくことになる。

水のたおやかさを感じながら暮らす毎日というのは、本当に心地のよいことで、それが何よりここサンルイ島での暮らしを愛してやまない理由かもしれない。

冬の寒い間は橋の上から見下ろしているセーヌだけれども、4月、5月ぐらいになって暖かくなったころは夕食の後、川岸をゆっくりと散歩するのが大好きな時間の過ごし方になる。
そんなときは世界一美味しいというベルティヨンのアイスクリーム (特にマンダリンがお気に入り!)だったり、家の冷蔵庫にキンキンに冷やしていた白ワインとグラスだったりがお供してくれることも多い。

そんな風に私の生活の一部になっているセーヌだけれども、一日として同じ表情を見せてくれることはない。

その時の光のふりそそぐ感じや水面に反映されている空の色、川岸に寄り添っているプラタナスやマロニエの木々の様子などで全く違った顔つきを見せてくれるし、はたまたそれを目にする自分のその時の気分によっても変わってくるから面白い。

ここに住んで15年近くなるけれど、それでもいまだに今日の写真のように息を呑むほどの美しい刹那な空気に出会ってしまったときには、思わず足をとめて見とれてしまう。

もしここにピアノがあったら、こんなに美しい心を揺さぶるような光景の前で私は何を弾くだろう。。?
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# by ochimadoka | 2010-04-22 17:53 | la vie parisienne

J-WAVE 出演!

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先日、よく晴れあがったパリの朝の空気の中、生放送でオンエアされていたJ-WAVEの番組にパリの自宅から電話で出演しました。

エティハド航空というアラブの航空会社が成田に就航したことを記念しての特別番組だったようで、テーマは、Inspired Journey。
番組を聴いているリスナーの人たちが、思わず旅に出かけたくなってしまうようなそんな雰囲気の番組の中、パリから私のお勧めする過ごし方、パリのお気に入りスポットなどをご紹介しました。
ナビゲーターは別所哲也さん。8時間の長時間の番組の最後のほうの時間帯だったせいか、心なしか少々お疲れのような印象を受けましたが、楽しく10分少々おしゃべりさせていただきました。

お時間とご興味のある方はこちらからダウンロードして聞いてみてくださいね。
http://www.mediafire.com/?jyjzmymmtey


私の暮らしているアパルトマンの目と鼻の先にはかのノートルダム寺院があって、毎朝ノートルダムの鐘の音が家の中にいてもはっきりと聞こえてくるので、ちょうどタイムリーにオンエアの最中に鳴ってくれれば素敵なんだけどな、と思っていましたが、残念ながら鐘は鳴らず。。

番組の中でそんなお話をしたところ、”鐘は何時にいつも鳴るんですか?”と聞かれたんですが、そこはフランス!いつも気まぐれにいろいろな時間に鳴るので、決まってこの時間に鳴るということはないのです。。

太陽の光がさんさんと差し込むようになってきた今日この頃、ジャスミンの香りいっぱいのテラスでノートルダムの鐘の音を聞きながらいただく朝のカフェは一日の素敵なエネルギー充電タイムです!
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# by ochimadoka | 2010-04-15 23:38 | la vie parisienne

Japan tour 2010 With Accordionist Frederic DAVERIO !

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Japan tour 2010 with Accordionist Frederic DAVERIO

2010年5月29日(土)14:30開演 東京ユニオンチャーチ(表参道)
2010年5月30日(日)16:00開演 東京ユニオンチャーチ(表参道)
チケット料金 4000円

(問い合わせ・お申し込み sawarabi piano 080-6537-9435 / ochimadoka@hotmail.co.jp )

※プログラム
ボレロ /ラヴェル
グランタンゴ / ピアソラ
ピアノコンチェルト ト調 2楽章 アダージョ /ラヴェル
ラプソディー・イン・ブルー /ガーシュウィン
パリの空の下、愛の賛歌、ばら色の人生 /エディット・ピアフ
その他

越智まどか (ピアノ)
フレデリック ダヴェリオ (アコーディオン)
( オフィシャルサイト  www.mononone.net/artist/fdaverio )

東京の他、山口、徳山、高知とコンサートを予定しております。

山口、徳山については後々詳細をアップいたします!



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パリはようやく春の足音が聞こえてきた今日このごろです。
今年の冬はとても長く寒かったせいもあって、ようやくやってきた春の訪れが
こんなに待ち遠しいものだったんだと自分でも驚いています。

数週間前から夏時間に変わり、20時すぎにようやくセーヌ川の向こうに柔らかい夕暮れの光が差し込んでいるほどに一日が長くなりました。
毎日外出するたびに前をとおりかかる世界遺産にも指定されているノートルダム寺院の前に広がる菩提樹の木も、一日ごとに新芽をぐんぐんと伸ばしていて,パリの街中が新しい季節に胸をおどらせているような空気が広がっています。

さてこの度、5月に東京をはじめとした日本各地でコンサートを開催できる運びとなりました。
前回2008年12月に共演しましたアコーディオニストでもあり素晴らしい作曲家であるフレデリック・ダヴェリオ氏と再び一緒に日本のステージにたつ機会をもてることを、心から嬉しく思っております。

今回のツアーは沢山の方々の暖かいご支援によって実現することになりました。
東京は表参道・ユニオンチャーチという素晴らしい場所でのコンサートで、ユニオンチャーチが企画しているチャリティコンサートの一環として出演いたします。
今回は去年フィリピンでおきた豪雨で学校を失った子供たちへ、学校の再建のための寄付金をするべくのチャリティコンサートです
そのため今回はチケット料金は寄付金という形でお預かりして、教会に寄付させていただくことになっております。
また寄付をしていただいた方たちのお名前は、当日のプログラムに記載される他、フィリピンの学校が建設される際にお名前を建物の碑に刻んで残されることになっております。

私の大好きなフランス人ピアニスト、エレーヌ・グリモーがあるインタビューの中で、「世界各国で心が痛むような悲しい事件や戦争が起きている。
それに対して何も出来ないことははがゆいことだけれども、私たちアーティストが出来ることは、”美しいものは世界を救う”ということを信じて、音楽を奏で続けることだ」と言っていましたが、本当に私たちの出来る範囲で少しでも笑顔が広がる世界に貢献できれば嬉しいという思いでこのプロジェクトへの参加に心から賛同しました。

今回のプログラムは誰もが知っているクラシックの名曲、ラヴェルのボレロの壮大な世界をアコーディオン+ピアノという2台の楽器によってお聞きいただいたり、
多くのピアニストが愛してやまない天上の音楽のように美しいラヴェルのピアノコンチェルトのアダージョや
2台の楽器がバトルを繰り広げるかのようにぶつかり合うピアソラの名曲”グランタンゴ”などをお聞きいただこうと思っております。
フレデリックのアコーディオンからは本当に様々な彩りの音色が奏でられます。普段私たちがイメージするアコーディオンとは全く別の楽器のようなスケールの大きさです。
そして彼のアコーディオンから私も沢山のインスピレーションを受けながら今リハーサルを重ねています。
ピアノの音色との組み合わせもまるでオーケストラと弾いているような壮大な響きで、とても素敵な世界を作り上げてくれます。

5月のさわやかな週末、表参道へお散歩がてら足を運んでいただければとても嬉しく思います。
皆様にお会いできますことを、そして私たちの表現する世界を聞いていただけますことを心から楽しみにしております。

2010年4月 春の香りの漂うパリにて
越智まどか
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# by ochimadoka | 2010-04-15 23:09 | Concert Information

プロフィール

越智まどか プロフィール
Madoka OCHI -- PROFIL


3歳から母の手ほどきでピアノをはじめる。93年フランス、フレーヌで行われた夏季セミナーにおいてピアニスト ピエール・レアク氏との大きな出会いを得て、95年武蔵野音楽大学卒業後、渡仏する。
エコール・ノルマル音楽院、スコラカントルム音楽院、ブーローニュ国立地方高等音楽院でソロ、室内楽共に研鑽を積み現在に至る。

ソロにおいては第28回クロードカーン・ピアノコンクール(フランス)UFAM国際コンクール(フランス)ベストプレイヤーズコンテスト(日本)をはじめとしたコンクールで入賞、室内楽ではカルロソリヴァ国際コンクール(イタリア)TIM国際コンクール(フランス)などで入賞を果たしている。フランス国内外の音楽家との共演も活発に行っており、スイス、フランス、ニュージーランド、日本においてコンサートを開催し、又フランス・日本において室内楽のマスタークラスも定期的に開催しており、後進への指導も行っている。

2004年より「芸術との心地よい距離感」をテーマにして、様々な分野とコラボレーションを組んで開催している「La vie parisienneコンサートシリーズ」を主宰し、今までになかったクラシック音楽との出会いの場を作り上げ反響をよんでいる。

その一環として2007年に行った日本公演では、東京都庭園美術館にてソムリエ大橋健一氏とフラワーアーティスト並木容子氏とのコラボレーションにてのコンサートを開催し大好評を得る。
2008年にはアコーディオニスト・フレデリック ダヴェリオとのデュオにてフランス、日本においてツアーを行い、アコーディオンとピアノという珍しいデュオの響きにてガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルーのデュオ版世界初演を行い好評を博す。
また2009年8月にはフランス・ディナンにて開催された第一回音楽祭”Aout Musical”のオープニングコンサートにて演奏し、大成功を収める。

2008年11月にチューリッヒで初演されたダンスと演劇と音楽のコラボレーションによるスペクタクル”Ceci n'est pas un tango"に参加し、タンゴとクラシック音楽の絶妙な組み合わせを提案し成功を収める。
2009年10月にはパリでの再演が決定し、演出家ジェラルディーヌ・ブルグを迎えて10回公演を行った。


また室内楽マスタークラスも行い,幅広い年代のピアニストたちにアンサンブルの楽しさ、豊かさを感じるレッスンをし好評を博す。
通訳・翻訳者としても活動しており、2003年にはハーモニアムンディ社製作のプロコフィエフ作曲”ピーターと狼”のDVDの日本版を翻訳するほか、数々のマスタークラスの通訳、フランスのピアノメーカー、プレイエル社での通訳などを行っている。又自らマスタークラスも企画、開催しており、2000年からは定期的に東京・パリにおいて現在活躍しているピアニストを招いてのマスタークラスを企画し、日本から数多くの若手ピアニスト達が参加し好評を得ている。

ピアノを故木嶋瑠美子、ジャン・ミコー、ユージェンヌ・インジク、ピエール・レアクの各氏に師事、室内楽をシャンタル・ド・ビュッシー、ダニエル・べリックの各氏に師事。

2004年より、パリ郊外の音楽院にて後進の指導にあたっている。

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# by ochimadoka | 2010-04-15 22:42 | Profil